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http://jlnlabs.imars.com/cfr/html/cfrtiny2.htm
1989年のあの大騒ぎを覚えていらっしゃるだろうか。フライシュマンとボンズによる常温核融合の存在を証明する実験に成功したというニュースが世界を駆け巡ったことを。そして、それが別の科学者チームの追試で再現できなかった騒ぎを。これにより、常温核融合は眉つば科学として世界から追放された。アメリカ政府も資金的手当てを停止してしまった。しかしひとり日本政府だけは、常温核融合に食らいついていた。北大水野忠彦教授が結局実験でその存在を証明した。上のサイトは水野モデルを使って追試したもの(実験日:2003年5月19日)のデータ報告。以下3つのサイトは、水野論文。
http://www.lenr-canr.org/acrobat/MizunoTnucleartra.pdf
http://www.lenr-canr.org/acrobat/MizunoTexperiment.pdf
http://www.lenr-canr.org/acrobat/MizunoTconfirmatib.pdf
彼の発見で最大の部分は、常温核融合は、熱の発生もさることながら、実は原子核が他の原子核に変化する、「核変換」現象だったとの理解に達したことだ。
この考えについて一般向け英語書籍がでているが、日本語でもでている。
http://www.kohgakusha.co.jp/books/detail/4-87593-214-6
意外なことだが、トヨタ自動車は90年代初頭から欧州に核融合の研究施設を持ち、資金をつぎ込んでいる。
エネルギー問題は実は日本の科学陣営によって原理的には解決済みといってよい。あとは応用の問題と政治問題のハードルとなる。トヨタは、欧米石油資本のトラの尾を踏まぬよう、非常に慎重になっている。
水野教授の発見の、核変換という概念は決定的に重要だ。錬金術の概念と連続するからだ。