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(回答先: ローマクラブって何よ? 投稿者 ゲド 日時 2003 年 5 月 16 日 22:35:33)
よくわからん記事ですが、正しくは「世界の一部」の「主な漁獲対象魚」の「漁獲量が10分の1」でしょうね。
川釣りに行ってメダカを釣る人はいませんよね。海釣りでオコゼを釣る人もいません。
かりに、釣り人が百億人いてもメダカもオコゼも減りません。ある魚が獲れる量が少なくなったから、そこにいる魚類すべてが少なくなったとは言えません。
この記事は、「世界の魚50年で10分の1」ではなく、「世界の一部の海域で観測した結果、漁獲の目的になる複数の魚種の漁獲量が10分の1に減っている」という意味でしょう。
記事中にあるように、マグロやタラ、ヒラメ等々の個別の種類の漁獲量の増減は、以前からレポートされてますから、それらの論文を拾い集めて合計したのでしょう。「総漁獲量が大幅に減っていることを確認した」というのは、そういう意味でしょうね。
カナダの大学ということですから、近頃、反捕鯨の資金集めがジリ貧になり、反漁業に転進しつつある「緑豆」系かも知れませんね。ちなみに、クジラは20年年間の漁獲量はほぼ一定で、資源量は著しく増加中です。それで、絶滅しそうな魚を探しているのかも。