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ほとんど興味がなかったのですが、例の白装束のパナウェーブ研究所についての情報です。(既に周知のことかもね)。
千野何とかさんは、もともとGLAという新興宗教団体にいたようですが、高橋佳子という後継者を嫌って、独自の教団を組織したそうです。80年代に若者の一部に人気のあった平井和正氏の「幻魔大戦」シリーズは、この高橋佳子氏の影響を受けていたといわれ、オカルト雑誌やアニメ雑誌の投稿欄に、女子中学・高校生が「私の前世はアトランティスの戦士。一緒に戦った○○を探しています」といったメッセージがあふれ、新聞記事にも取り上げられていましたね。まあ、オウムもかなりこの流れに近いところにいたようですが、その点では、「幸福の科学」なども言っている事が似ています。アトランティスとかムーとか、エルカンターレ(どうしてスペイン語なんですかね)とかいう言葉は、この流れに共通のようです。
さらに言えば1960年代に北海道にUFOを呼ぶピラミッドを作ったカルト集団があり、これが、GLAの源流らしいですね。
まあ、こんな”系統図”はどうでもよく、要するに、「妄想の自己増殖」プロセスに過ぎませんが、周期的にこういうカルトが大きな話題になることの背景分析の方が大切でしよう。
ただし、「有事立法隠し」とか「北朝鮮問題隠蔽」とかいう見方は幾らなんでもウガチ過ぎ。こういう見方そのものが、逆に「カルト教義」になりかねません。まあ、福井だかの教団の本拠地でひっそりしているのなら、どんな変わった妄想を信じていようが、目くじらをたてることはないでしょう。
ラムズフェルドらが信じているドクトリンだって、このカルト集団と大差ない”妄想”と言えるわけですから。