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マスコミは、これらの法案について話題にしているが、この最中
に労働者派遣法の改正案が審議されている。詳しくは、サンデー毎日に載っているのでみてほしい。
現実にとうほうが目にした境遇をここではレスしたい。
あるA派遣社員
派遣が現在禁止されている正社員ラインでの仕事についていた。彼は、危険な職場ではあったが、事故が身にかかり重度のやけどを足にした。通常労災補償扱いだが、そうなっているかわからない。なぜなら、派遣会社から派遣会社をとおしての迂回派遣社員であるからである。本人は、足に痛みがあるにもかかわらず、派遣元会社は、派遣先
会社にでるように催促し、最後は、働きが悪いという理由でクビにされている。
派遣社員B
数年、上場企業に派遣社員として勤務していた。二月ごとの更新による契約であった。ところが、契約終了の5日前になって突然解雇になってしまった。派遣元の社員に相談しても相手にされず、労働基準監督署に相談し、再度派遣元の社長に直接相談した。次の仕事をみつけるとのことだが、それまではなにも補償してくれない。
派遣社員C
派遣先の正社員の不注意で、傷害事故がおきた。その正社員は、まわりに人がいなかったのをいいことに被害者をそのままにしてどこかえ逃げてしまった。被害者は、たまたまみつけられたので救急車にて運ばれたが、障害が体にのこった。派遣先は、なにも責任がない対応。加害者も、罰則なしである。
これは、世界でも有名なブランドをもつ上場企業でのできごとです。この他にも考えられないことがおきています。工場内で毎月労災がおきても、派遣先には、なんの検査もはいらなく、労災カウントは、派遣元であるから、派遣先は我関せずというのが実態です。
このことは、今正社員には関係ないかもしれない。しかし、労働基準法改正も今同時進行しているので、同じに近いことがおきるのです。
事実、日本は解雇するのに不自由すぎることはたしかだ。今までの企業が派遣社員を今後ふやしていくしか生きる道がなくなるであろう。しかし、労働者にかかる補償があまりにもひどすぎるのが現状である。企業に有利になる分労働者にたいしても有利になるような法改正をするべきである。