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【クリーブランド(米オハイオ州)28日共同】日本人研究者2人がオハイオ州クリーブランドの医学研究財団からDNA試料を持ち出したとされる遺伝子スパイ事件で、司法取引によって偽証罪を認めた米カンザス大助教授、芹沢宏明被告の判決公判が28日、クリーブランドの米連邦地裁で開かれ、ダウド裁判長は罰金500ドル、保護観察処分3年などの判決を言い渡した。同事件での判決は初めて。
主犯格とされる日本に滞在中の岡本卓被告=元理化学研究所チームリーダー=の身柄引き渡し問題に進展はなく、米側の司法手続きはこの日の判決でいったん止まる。今後の事件の真相究明にとって、身柄引き渡し問題に対する日本側の判断が焦点となることになった。2001年5月、岡本被告とともに経済スパイ罪で起訴された芹沢被告は昨年5月、新たに訴追された偽証の罪を認め、代わりに検察側が経済スパイ法違反の起訴を取り下げる司法取引が成立。芹沢被告は、起訴前の米連邦捜査局(FBI)の事情聴取の際に、虚偽の供述をしたことを認めていた。(09:26)
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20030529AT3K2900N29052003.html
」 クリーブランド・・・警告になっています。