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(回答先: SCOグループ、リナックスの全商用ユーザーと販売企業についても提訴の可能性を示唆 投稿者 小耳 日時 2003 年 5 月 16 日 22:39:22)
SCOの警告は身売り促進のためとアナリスト
http://www.zdnet.co.jp/news/0305/16/nebt_01.html
米SCO Groupは5月14日、LinuxにUNIXの知的所有権を不正にコピーされたと主張している問題で(昨日の記事参照)、世界の大企業1500社に宛ててLinux使用の責任を問われる可能性があると警告する書簡を送付したことを明らかにした。
SCOのChris Sontag氏は「Linuxには知的所有権の問題があるということを企業に警告しておくのが適切だと考えた。Fortune 500社と企業世界ランキング上位2000社の中の対象企業にこれを送った。最終的に国際企業上位1500社が対象となっている」と語る。同氏は知的財産を通じて売上を増大させようというSCOの取り組みの責任者。
この書簡では次のように記されている。「当社では、Linuxが当社のUNIXの知的所有権などの権利を侵害していると認識している。当社は積極的にこの保護に努め、こうした権利を行使していく所存だ。 Linux開発プロセスから発生する法的責任は、エンドユーザーにも及ぶかもしれない」。
業界アナリストはこの動きについて、SCOが知的所有権戦争を激化させると共に、自社を買収させようとする圧力を強化するものだと指摘している。
「SCOは放射性物質を撒き散らす爆弾をユーザーコミュニティに持ち込み、『大急ぎでこれを片付けないと、多大な損害を被るぞ』と言っているようなものだ。私の推測では、自社を買収してもらうためにIBMを提訴するだけでは事足りず、これは次の段階になるのだろう」。IlluminataのアナリストGordon Haff氏はこう語る。
GartnerのアナリストGeorge Weiss氏も、SCOの行動は自社を買収対象にするためのものだとの見方には同調、しかしこれによって反発を招いていると指摘する。
「SCOはあまり好感を持たれていない。SCOはLinuxに多大な混乱をもたらそうと試みており、これがLinuxコミュニティでどれほど反発を招くかはお構いなしに、いずれ自社の知的財産を守るためにLinuxコミュニティを自社に取り込もうとするだろう」とWeiss氏は話している。