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東京方面に舞踏舎の宣伝おりこみにいきました。
公演パンフッレトのあいだにチラシをおりこませて
もらうのです。
帰りの電車、広島カープ応援団の若者グループが
横浜駅にちかづくと、赤のユニフォームを羽織りました。
車両のお客様は注目しておりました。
横浜駅でおりるとき
「めだつなぁ!あんちゃん」と自分は声をかけました。
「めだつために生きているんですよ」そう若者は答えました。
確かに存在は世界にアプローチします。
横浜の相鉄本多劇場にいきました。
公演はありませんでした。
びっくりです。この5月に公演劇団がふたつだけとは・・・
地域デフレ不況の影響でしょうか。
90年代は20代・30代の芝居屋たちが疾走してきました。
とうとうこの演劇世代が貧乏になり
芝居から市民生活者に転向したのでしょうか?
横浜の劇団は市民社会の何処へ消えていったのでしょうか?
それとも地下に潜行し来るべき時代に準備しているのでしょうか?
アパートにかえり、NHKTV「よみがえれ日本経済(1)」を
FMラジオで聞きました。不良債権ビジネスの予定調和です。
日本のマスメディアTV局は世界権力のメディア、悲しいほどに。
5月5日NHK第1ラジオ「どうする日本経済」の方がリアリティありました。出演者は寺島実朗さんと金子勝さんです。
日本の資産は89年から25%に下落。
そして現在は地域デフレ。
2006年から毎年60万の人口減少に突入。
労働組合の組織率20%。
愚劣な不良債権ビジネス小泉政権を支持する若いサラリーマンと
主婦による草の根保守現象。
ほとんどTVによって身体コントロールされている日本世論。
危機感がない温泉日本の創造。
このラジオ放送は勉強になりました。
ネオコンによる無政府主義世界革命。
夜半、雨が降ってきました。
自分は先日、路上からひろってきた
赤いジャンパーを着ました。
なかなか、いいデザインです。
100円の日本酒を買いにいったコンビニで働く
あんちゃんも「カッコいいですよ」とほめてくれました。
ネオコン世界同時革命にそって
悪魔の赤こそ、イラク戦争後の流行色に決定です。
闘争心がないと舞台市場に生き残れない
イラク戦争後の日本には、やっぱり赤の色が
めだちます。
いよいよ東京近郊アンダーグランド舞台屋は
何処まで貧乏に耐えることができるかをめぐる
市場淘汰の梅雨を迎えます。
中間色の時代は終焉しました。存在と闘争の色がやってきました。