現在地 HOME > 掲示板 > Ψ空耳の丘Ψ25 > 877.html ★阿修羅♪ |
|
投稿 平成15年05月05日22時16分
太田龍の時事寸評
平成十五年(二〇〇三年)五月五日(月)
(第五百六十八回)
○産経新聞がシツこく、「ネオコン」と言う用語と用法に、文句を
付けて居る。
○産経新聞、平成十五年五月五日号、五頁。
○ここに、古森義久、編集特別委員の記事あり。
○「ネオコン」とユダヤ人
偏見にじむことばに拒絶反応、
とある。
○なんのことかと、思うと、この人は、
四月二十七日から二十九日まで、ワシントン(DC)で開かれた、
「反中傷連盟」の全米指導者会議を傍聴したところ、その中で、
「ネオコン」と言うことばが、一貫して否定的に取り上げられた、
と言う。
○ここに出て来る「反中傷連盟」とは、
アンチ・デファーメーション・リーグ(ADL)のことだが、これ
では何のことか日本人には分からない。
○この記事では省略されて居るが、この「ADL」の母体は、一八四三年
に米国で創立された、フリーメーソンのユダヤ人のみの秘密結社、
ブナイブリス(契約の子供たち)である。」
○このブナイブリスの、米国及び全世界的な、或る種の諜報機関と
して、ADLが、一九一三年に、米国に設立されて居る
(従って、ADL自身もれっきとした、一種の秘密結社である)。
○ジョン・コールマン博士の「三〇〇人委員会」(KKベストセラーズ)
によれば、このADLの首脳部は、三百人委員会と、深い関係に
あるとされる。
○いずれにしても、古森記者のこの記事によれば、ADLは、ネオコン
と言うことばの現在の用法は、反ユダヤ主義的であると、糾弾して
居ると言う。
○従って、当然のことながら、彼等は、「ネオコン」と言うことば
をユダヤと結びつけて使うな、と要求して来るであろう。
○しかし、これも、例によって、無茶苦茶な言いがかりだ。
○そもそも、ネオコンのゴッドファーザー、とも呼ばれるらしい、
ユダヤ人のアービング・クリストル(朝日新聞、五月一日、二日)
自身が、「ネオコンサバティズム − 一つの思想の伝記
Neoconservatism: The Autobiography of an idea by Irving Kristol」
(一九九五年)、
と言う著作を公刊して居るではないか。
○「アメリカン・フリープレス」、二〇〇三年五月五日号、五頁。
ここに、マイケル・コリンズ・パイパーの、
「ネオコンは米国の軍事力を、自分たちの構想にもとづいて作り
変えようとして居る」、と言う記事あり。
○この記事によれば、
米軍の制服組の多数は、ネオコンの要求するような、米軍を世界
帝国制服軍とする計画に強く反対して居る、と言う。
○しかし、ネオコン一派は、米軍制服組みの抵抗を排除して、その計画
(米軍を大米世界帝国軍に)を強行しつつあると。
○日本民族にとって、今の時点でこれ以上に重大な情報は、存在しない。
○にも拘わらず、産経新聞が一貫して押しすすめて居る
シオニストユダヤを無条件に擁護するこの方針は一体何なのか。
(了)