現在地 HOME > 掲示板 > Ψ空耳の丘Ψ25 > 765.html ★阿修羅♪ |
|
外交部によると、旧日本軍が中国に遺棄した化学兵器の処理に関して、中日両政府はこのほど北京で共同作業チームの会議を開いた。会議は今回で7回目。双方は化学兵器の分解処理方法・技術や処理を行う場所について、大枠で合意に達した。
外交部の関係部門によると、中国政府は日本政府と長期間の交渉を続けた結果、1999年7月に「中国国内の旧日本軍残留化学兵器の処理に関する覚書」に調印した。日本側は同覚書の中で、中国に大量の化学兵器を遺棄したことを認め、「化学兵器禁止条約」が定める処理義務を実行するとしている。
中日両政府による覚書調印後、両国の関係部門は化学兵器の処理について具体的協議に入り、分解処理方法・技術の確定、場所の選定ついて、3年余りにわたり検討してきた。
これらの化学兵器は、劣化が著しく、兵器の構造や充填された化学物質が他国製のものとは異なるほか、安全確保や環境保護が技術上のカギとなる。そのため、中日双方の専門家はさまざまな技術を選択・応用し、繰り返し論証を行ったうえで分解処理方法を確定した。
処理を行う場所については、運搬時の危険性を考慮し、論証や実施調査を重ねたうえで、遺棄された化学兵器が最も多い吉林省敦化地区に決まった。中国政府はまた、専用の環境基準を設定し、この問題に関する環境保護のための法律を整備した。
「人民網日本語版」2003年4月28日
http://j.people.ne.jp/2003/04/28/jp20030428_28350.html