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[モスクワ 22日 ロイター] ロシアのルミャンツェフ原子力相は、1986年に起きたチェルノブイリ原子力発電所の原子炉爆発事故を受けて、放射性物質の拡散を防ぐため作られたコンクリート壁が、崩落する可能性があることを明らかにした。
同相は事故からほぼ17年を経過するこの日、記者会見し、「屋根、あるいは、むしろ屋根を支える壁面が崩落し得る状況が見受けられる。(コンクリートの)石灰質に多くの穴がみられる」と語り、コンクリート自体からも放射能が漏れている、と付け加えた。
また同相は、現在監視チームから報告を受けているとした上で、「壁面は(当時の)放射能のなか、厳しい状況で建設された。作業員たちは危険から逃れるため、迅速に作業しなければならなかった。この壁面を、さらに封印する必要がある」と指摘した。
この事故は、4つの原子炉のうちの1つが爆発して、欧州など広範囲に放射性物質が拡散。史上最悪の原子炉事故となった。(ロイター)
[4月23日14時32分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030423-00000129-reu-int