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朝日新聞が米国のネオコン(新保守派)を論じる。
しかし、レオ・シュトラウスはどうしたのだ。
【レオ・シュトラウスを置き忘れた日本人】
http://www.pavc.ne.jp/~ryu/
投稿 平成15年04月15日23時19分
太田龍の時事寸評
平成十五年(二〇〇三年)四月十五日(火)
(第五百四十八回)
○朝日新聞。平成十五年四月十五日夕刊、十一頁、文化欄。
○ここに、
福田和也「イラク戦争を考える、啓蒙的近代が終わり、私たちは
立ちすくむ」、と言う小論が掲載されて居る。
○新保守主義のイデオローグ、R(ロバート)・ケーガンの論文が
引用される。
○なるほど。
ようやく、日本の白痴的売国奴的大マスコミも、米国のいわゆる
ネオコン、新保守主義なるものを、問題にしないわけに行かなく
なったわけか。
○ところが、この「福田和也」と言うひとの小論も、米国の新保守
主義を論じながら、その起点としての、レオ・シュトラウスが出
て来ない、と言う、お粗末さなのだ。
○リンドン・ラルーシュは、英国BBCテレビのインタビュー
(四月三日)の中で、米国にヒットラーの後継者が登場した。
それは、故レオ・シュトラウスの信奉者である、と述べた。
即ち、それは、ラムズフェルド米国防長官、チェイニー米副大
統領、そして、ポール・ウォルフォビッツ米国防長官など。
○レオ・シュトラウスが、米国のネオコン(新保守主義)のゴッド
ファーザーである、と言う事実は、今、ヨーロッパ各国で、広く、
報道されるようになった、と言う。
○レオ・シュトラウスとは何者か。
この問題は、もちろん、日本の白痴的売国奴学問奴隷、売国奴
マスコミ人、売国奴外務官僚、売国奴防衛庁官僚、などなどには
見えて居ない。
○シュトラウスは、ナチス法学の最高権威カール・シュミットの
直系である、と言う。
○「米国では、戦争を欲して居る(戦争したがって居る)のは、軍部
(軍人)ではくて、インテリである」(フランスの新聞、レベラ
シオン紙、二〇〇三年三月十日)、と。
○そして、戦争したがって居る米国のインテリとは、シカゴ大学系
であると言う。
○シカゴ大学とは、
ロックフェラーによって、シカゴ大学教授の地位を与えられた、
ナチス・ドイツから亡命したユダヤ人、レオ・シュトラウスの
学派の意味、だと言う。
○これは、白痴化され切った現代日本の自称(詐称)エリート階級
の手にあまる、こんがらがったお話だ。
(了)
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