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http://www.sfgate.com/cgi-bin/article.cgi?f=/c/a/2003/04/13/MN20786.DTL
サンフランシスコ・クローニクル紙(サンフランシスコ市で唯一の日刊紙)の金星かもしれない。彼らが一連の重要な書類を発見したようだ。
バクダッド市内の元秘密警察の事務所で、秘密ファイルを見つけた模様だ。上記サイトの上の方に小さな写真が3つある。順次クリックして欲しいのだが、右がその建物、真ん中が事務所、左の写真がそこで見付かった秘密書類の一部である、ロシアモスクワでの秘密警察トレーニング終了証だ。ほかにはイラク秘密警察要員のリストも見つかっているいるという。
イラクは自国の秘密警察要員をロシア政府に依頼してトレーニングを受けさせていたようだ。モスクワにある、秘密訓練所で監視技術など2週間のトレーニングを受け、それを終えた者に終了証を出しているのだ。もっとも最近のものの資料では昨年9月15日付けの終了日がついているという。
これが意味するところは、イラク人の弾圧の手伝いをKGBの「洗練された」伝統メソッドをもつロシア政府がこのように行っていたこと。そしてイラクとロシアは、諜報機関レベルで連携している、ということ。
つまり、ロシアが米英の侵略戦争に反対していた理由の一端をここに窺い知ることができる。両者はただならぬつながりがあることが示唆される。また、フセインと、その家族、側近の連中の動向を最もよく知っている可能性がある、ということだ。彼らを助ける最有力候補はロシアということがいえるのではないか。
ただし、もちろん米国CIAもサダムや家族、あるいは側近と独自のコミュニケーション・ラインを持っている可能性が十分ある。
裏で取り引きしているとしたら、米国ロシア、そしてフランスなどが三つ巴、四つ巴になっている可能性がありうる。最終的には、これらいくつかの国々の当局と、フセイン側とがどの時点かで利害調整した可能性を考えておきたい。
今後出てくるロシア側、フランス側の情報に、注目したい。