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ゴア・ヴィダルに注目せよ。
【「左翼」も、工作隊なのだそうだ。】
http://www.pavc.ne.jp/~ryu/
投稿 平成15年04月10日23時07分
太田龍の時事寸評
平成十五年(二〇〇三年)四月十日(木)
(第五百四十三回)
○「アメリカ共和国の最後の防衛者?」と言う表題を付けて、
ゴア・ヴィダルとのインタビューが、「夢見る戦争」(二〇〇二年
十二月)、一八三頁以下に収録されて居る。
○このインタビューは、二〇〇二年になされたものと記されて居る。
○「アメリカの最後の共和国派」、とも表現される。
○ゴア・ヴィダルは、その生涯を通して、アメリカの帝国主義的
膨張政策を批判し続け、米国は、ジェファーソン時代の伝統に
復帰すべきである、他の国々の問題に介入することをやめなけ
ればならない、と主張してきた、と言う。
○「アメリカン・フリープレス」、二〇〇三年四月七日号に、ジョー・
ウォルヴァートンの、ゴア・ヴィダルについての記事あり。
○ヴィダルは、三月十八日、カリフォルニア大学ロスアンゼルス校
で、超満員定員オーバー、千七百人の聴衆に対し、米国の、アフ
ガニスタン、そしてイラクへの侵略戦争を、痛烈に弾劾した、と。
○この記事は、
ヴィダルを「左翼ポピュリスト」、
と呼んで居る。
○米国でのこの用語(左翼ポピュリスト)の語感は、そのままでは、
日本人には伝わらない。
○ゴアは、日本で言われるようなものとしての「左翼」では全くない。
○ゴアの立場は、独立建国当時の米国の共和制を理想とし、
あくまでも、その共和制(リパブリック)を守るべし、と言う
ことだと言う。
○これは、日本人の使う「左翼」と言うことばには、当てはまらない。
○それに「ポピュリスト」、と言うことばも、今の日本人には、
正しく、伝えられて居ない。
○ヴィダルより、一世代若いけれども、マイケル・ムーアの立場は、
ヴィダルと、非常に近い、とは言えるだろう。
○最近のマイケル・ムーアの発信によれば、
「スチューピッド・ホワイトメン」は、また、ニューヨーク・
タイムズブックレビューのベストセラーリスト、第一位に返り
咲いた、と言う。
○更に、マイケル・ムーアの主宰するホームページは、現在、
一日の閲覧件数が、
一千万件超、
と言う。
○これは誤植ではない。
一日、一千万件超。
○米国には、建国当初の共和制(リパブリック)を理想とする潮流
は根強い。
○それに、米国の国体は、
リパブリック、リパブリカン、であって、
決して、
デモクラシーではない。
○このことは、ジョン・コールマン博士も、何百回、何千回も、
強調する。
○「EIR」誌の、リンドン・ラルーシュも、この点では全く同じ。
○旧「スポットライト」紙、現「アメリカン・フリープレス」紙の
ウィリス・カートも右に同じ。
○パトリック・ブキャナンも。
○そしてまさしく、敗戦占領下日本人の米国観に、致命的に欠落
して居るのが、この視点なのである。
(了)
●[注]
○日本に於ける「左翼」は、日露戦争前後から、シオニストユダヤ
イルミナティ悪魔主義世界権力の、日本民族皆殺し作戦の米兵、
工作員、売国奴として育成された勢力と、その系列、以外の
何者でもない。
○「左翼」も、ユダヤイルミナティの工作隊。○この件については、
渡部悌治著「ユダヤは日本に何をしたか」(成申書房)、参照
のこと。
http://www.pavc.ne.jp/~ryu/cgi-bin/ryu.cgi