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ラルーシュ(EIR)が、米国「愛国者法U」法案の阻止を呼びかける。
http://www.pavc.ne.jp/~ryu/
投稿 平成15年04月06日00時05分
太田龍の時事寸評
平成十五年(二〇〇三年)四月五日(土)
(第五百三十八回)
○「EIR」二〇〇三年三月二十八日号、四十四頁以下。
○ここに、リンドン・ラルーシュが、
「未だ間に合ううちに、アシュクロフトの「ヒムラーU」法案を
阻止せよ」、と言う、重要な小論を書いて居る。
○ナチス政権をなにかと言うと、悪役として引き合いに出してくる、
ラルーシュ(EIR)の手口には、筆者は賛成しない。
○しかし、それはここでは、タナ上げして置くことににしよう。
○「ヒムラーU」法案、と、ここで言われて居る、その意味。
○ナチス党は一九三三年、合法的に政権を確立した。
○その直前のドイツ総選挙で、ヒットラーのナチス党は第一党に
躍進したものの、過半数には達して居ない。
○大統領ヒンデンブルグ元帥は、ナチス党の党首ヒットラーを首相
に任命し、ヒトラーは、連立内閣を組織した。
○そのあと、ナチス党は国会で、ヒットラーに国家の全権を授権
する法案を可決させ、ナチス一党独裁体制を確立する。
○ヒムラーは、ナチス党指導者の一人であって、内務省と警察の
長と成った。
○ラルーシュが、「ヒムラーU」法案、と言うのは、当「時事寸評」
(536回)で論評した「愛国者法U」法案を意味する。
○アシュクロフトは現ブッシュ米政権の司法長官(米語では、
アトニー・ジェネラル)。
○ラルーシュは、前記の記事の中で、アシュクロフトは、「ネオコン」
のゴッドファーザー、レオ・ストラウス(シカゴ大学教授)の
人脈の一員、とされて居る。
○つまり、「ネオコン」イデオロギーは、単に、全世界を武力征服
する帝国主義戦争のためのものだけでない。
それはまた、同時に、米国本土、米国の国内に於ける、全体主義
的独裁的警察国家、否、収容所国家の構築をも志向するイデオ
ロギーである、と言う。
○当「時事寸評」(537回)で紹介したように、「ネオコン」派の
ゴッドファーザー、レオ・ストラウスはナチスドイツから米国に
亡命したユダヤ人学者であるが。
○ユダヤ人であるにも拘わらず、学者としては、ナチス派のカール・
シュミット、ハイデッガー、そしてニーチェの思想に強く影響を
受けて居た、とある。
○かくして、「ネオコン」派は、
内に、米国を絶対的警察国家、収容所国家に転化させると共に、
外に対しては、やりたい放題の帝国主義的武力征服と略奪を実行
する、そのような陣営であると、言う。
○これはこれで、辻褄の合うお話だが、この件については、更に
続報したい。
○そこで、日本の売国奴国賊権力エリート階級(政界、財界、
マスコミ、官僚、検察裁判所、防衛庁、自衛隊、学界、宗教界、
芸能界、大衆運動、などなど)は、もちろん、ただちに、ご主人
さま米国イルミナティ権力のあとをついて行く。
(了)
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