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米政権の「愛国者法U」は、アメリカ人民に
対する戦争である(アレックス・ジョーンズ)と。
http://www.pavc.ne.jp/~ryu/
【嗚呼、帝国なる哉アメリカ也】
投稿 平成15年04月04日00時51分
太田龍の時事寸評
平成十五年(二〇〇三年)四月三日(木)
(第五百三十六回)
○「ミッドナイト・メッセンジャー」二〇〇三年三、四月号。三頁、
十三頁、十四頁。
○ここに、アレックス・ジョーンズの「愛国者法U − アメリカ人
に対する戦争」、と言う記事が収録されて居る。
○アレックス・ジョーンズ、と言う、米国の若いジャーナリストに
ついては、小紙(週刊日本新聞)上で、何度か、取上げた。
○三年前、二十七歳のときに、超秘密のボヘミアンクラブの儀式に
潜入して、その様子をひそかに、ビデオに撮影し、それを公開
した。
○それから、アレックス・ジョーンズは、全人類を世界人間牧場
に狩り立てんとするイルミナティ世界権力の謀略を暴露する、
「情報戦争」に踏み込んで行く。
○その豪胆さは、凄い。
○日本の若者は、今年、三十歳に成る、この勇気ある米国
ジャーナリストの爪のアカでも煎じて飲んでもらいたい、と、
小紙は、要望して置いた。
○「ミッドナイト・メッセンジャー」紙に掲載されたこの記事は、
「アイダホ・オブザーバー」に発表されたもの、とある。
○アレックス・ジョーンズは、百頁以上にのぼる、「愛国者法U」
(二〇〇三年一月草案)のうち、
五〇一、二〇一、三〇一、三〇六、三一二、一〇一、一〇二、
一〇三、一〇六、一〇九、一一〇、一一一、一二三、一二六、
一二七、一二八、一二九、二〇二、二〇五、三〇三、三一一、
三一三、三二一、三二二、四〇二、四〇三、四〇四、四〇八、
四一〇、四一一、四二一、四二七、
の各条項の内容を要約説明する。
○「アメリカ人民は、最初の愛国者法、[これは、二〇〇一年九月
十一日の例の事件の直後、あっと言う間もなく、米国議会に
提出可決された]の専制的(デスポティック)性格を知って
ショックを受けた。第二愛国者法は、近代世界史上の、すべての
警察国家の法体系を、はるかに凌駕(りょうが)するものである」
と、アレックス・ジョーンズは述べて居る。
○「私は、すべてのアメリカ人に対して、新しい愛国者法の内容を
研究して、それを、米国憲法、權利憲章、米国独立宣言と比較
するよう、チャレンジする」(同上)
(了)
●[注]
「週刊日本新聞」二八一号(15.4.7)、宇宙戦略放送
一四〇四号、米国「愛国者法U」草案(二〇〇三年一月)が
暴露された」」、参照。
○愛国者法[T]のデスポティックな性格、と言う。
despotic;despot;despotism;
○この英語は、専制的、専制者、専制主義、などと日本語に訳
されるが、この訳語は、弱過ぎて、まるでそのひびきが伝わ
らない。
もっと、強烈な圧制、暴政を意味する。
○アレックス・ジョーンズは、
私はすべてのアメリカ人にチャレンジする、と言う。
この場合の「チャレンジ」は、普通は、「挑戦」、と成って
しまうが、これも違うだろう。
(了)
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