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PCAニュース(2003年4月3日号)で、『レフト・ビハインド シリーズの危険性』という題でザカリー・カラベルの批判文が掲載されていたのでご紹介します。
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ザカリー・カラベルは、ロサンジェルス・タイムズ(2003年3月2日号)において、『非主流派の中に潜む危険』という題でティム・ラヘイとジェリー・B・ジェンキンスの著書『レフト・ビハインド』を攻撃している。
「(レフト・ビハインドは、)知性に欠け、いたずらに人々を不安にさせる本である。・・・著者が勝ち取った大きな成功は、我々に非常に動揺させる二つの疑問を投げかけているのである。すなわち、『この物語をフィクションとしてではなく、預言として受け取っている人々がどれくらいいるのか?』と『「善と悪の間の最終戦争が迫っている」という信念は、アメリカの公共政策にどれくらいの影響を与えているのか?』という疑問である。
もしこれらの本の読者が少数でしかなければ、我々はこれを・・・カルトの妄想と片付けることができるだろう。だが、『レフト・ビハインド』シリーズは、単なる非主流的現象ではないのだ。読者の多くは、この物語をフィクションとして受け取っていない。・・・『レフト・ビハインド』が提示している現実の出来事の解釈は、けっして少数派のそれではなく、実際、政府が発表しているメッセージのいくつかときわめて似通っているのである。過去1年半に起こった様々な危機的出来事に対する合衆国政府関係者の幾人かの対応は、『レフト・ビハインド』に由来すると思われるのである。国連に対する激しい敵意、多国籍行動は破滅への道であるという信念、それがどのような行動を取ろうとも我々はイスラエルを支持すべきだとの確信、秘密の力が最終戦争の準備のために結集されているとの疑いは、けっして少数派の見解ではないのだ。
(レフト・ビハインドシリーズは、)危険な兆候である。それは、我々を滅亡に導く力を持つアメリカ文化の諸側面を反映している。それが実際に我々を破滅させるというわけではなく、これらの考えは、暗闇の中において最も醸成される、ということである。我々は、今こそ、それらを明るみに出すべきである。」(『ロサンジェルス・タイムズ』書評欄2003年3月2日号、pp. R6-R7) http://www.latimes.com/features/printedition/books/la-bk-karabell2mar02, 1,5039723.story. (From Apologia Report: www.apologia.org).
tomi
http://www.path.ne.jp/~robcorp/cgi-bin/KY-VIEW/article/m/millnmm/123/index.html
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