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【太田センセお得意の軍事シュミレーション】
米軍が遂にイラク、そしてとりわけ、バクダットに核ミサイルを
発射した、と仮定せよ。その後に何が生じるか。
投稿 平成15年03月29日22時53分
太田龍の時事寸評
平成十五年(二〇〇三年)三月二十九日(土)
(第五百三十一回)
○「日刊ゲンダイ」平成十五年三月三十一日号(三月二十九日
発行)、二頁。
○ここに、「米国は死傷兵が増えれば核を使う」(アジア経済
研究所、酒井啓子主任研究所員)、と言う記事あり。
○この記事の紹介は、ここでは省略する。
○米英軍が対イラク侵略戦争で更なる苦戦に陥って行くと仮定する。
○その場合、米軍はバクダットに核兵器を発射する、とせよ。
○そのとき、売国奴極悪国賊小泉とその一味は、どうするか。
○国賊小泉と国賊外務省、国賊防衛庁、国賊自衛隊、国賊マスコミ、
国賊財界などは、ただちに米軍のイラクに対する核攻撃を支持
する、であろう。
○しかし、それからどう成るか。
○次の如き状況が予測され得る。
(1)親米的イスラム政権は、方針を変更するか、もしくは、
それらの国のイスラム急進派によって打倒させる。
(2)かくして、イスラム十億人もしくは十三億人の圧倒的
多数部分は、全世界で反米英そして米英の手先たる
スペイン、イタリア、オーストラリア、日本を襲う。
(3)国連安全保障理事会に於いて、フランス、ロシア、中国は、
米英を批判する。
(4)国連総会は、圧倒的多数で米英を非難する。
(5)米英は国連を脱退して、別の組織を作る。
(6)売国奴国賊日本国家権力エリート階級は、即刻、米英と
共に、国連を脱退して、新しい国際組織に加入する。
(7)一億二千万頭の日本人羊人間家畜人ヤプーの群れは米英
のご主人さまについて行く。
(8)ロシア、フランス、ドイツ、イスラム世界は同盟して米英
イスラエル、スペイン、イタリー、オーストラリア、日本
と対立する。
○但し、スペイン、イタリー、オーストラリアが米英と切れる
可能性になるだろう。
○白痴痴呆化した日本の国家権力エリート階級は、どこまでも
米英イスラエルについて行く。
○それは何故か。
○何故なら、この白痴エリート権力階級は、米国の核戦力の前
には、ロシアは、無力な羊に過ぎない、まして、ロシア以外
の国など、米国の戦略核ミサイルの前には、虫ケラにすぎない、
と盲信して居るからである。
○かくして結局、煮詰めて行くと、米国とロシアの比較戦力評価、
と成るであろう。
(了)
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