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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030328-00000404-reu-bus_all
○サウジアラビア王政が、原油を武器にアメリカに圧力をかけれる日も残りすくなって来ました。王政にとっての財政圧迫要因である、原油価格の低迷はそれこそ、アメリカの目指す中東の民主化という戦略に合致します。
石油輸出国機構(OPEC)のシルバ事務局長は、イラクの輸出停止とナイジェリアの生産削減にもかかわらず、世界市場に大量の原油が供給されており、供給過剰になる可能性に対して警戒が必要だ、との認識を示した。
同事務局長は、記者会見で、もし価格が需給だけで決まるならば、OPECの目標レンジであるバレル当たり22─28ドルの下限に来ているはずだ、と語った。
同事務局長は、「イラクの輸出停止とナイジェリアの一時的な生産削減にもかかわらず、市場には依然として大量の原油がある」とし、「(原油の)買い手が見つからないという状況が数件あった。したがって、原油が供給過剰になる可能性があるかどうかについて引き続き十分に警戒する必要がある」と語った。 (ロイター)