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【ワシントン7日共同】フライシャー米大統領報道官は七日、ブッシュ大統領がアフガニスタンやキューバ・グアンタナモ米軍基地で拘束している兵士のうちタリバン政権の兵士については、捕虜の人道的な取り扱いなどを国際的に定めたジュネーブ条約を適用する方針を決めたと発表した。
ジュネーブ条約を適用しない方針を決めていた大統領の突然の方針変更は、拘束者の人権を侵害しているとの国際的批判に配慮したものとみられる。報道官は理由について「(軍服着用や階級の存在など)条約適用の条件を満たしていないが、大統領は条約の精神を尊重した」とだけ説明した。
しかし、報道官はウサマ・ビンラディン氏のテロ組織アルカイダの兵士については、従来通りジュネーブ条約は適用せず、取り調べなどが可能な「犯罪者」として取り扱い、捕虜としての権利は与えない方針を示した。
グアンタナモ基地に拘束するタリバン、アルカイダ兵士の扱いについては、後ろ手に縛られて目隠しをされている拘束者の様子を伝える写真が公開されて以来、欧州諸国や人権団体などから人権上の問題があるとの国際的批判が出ていた。
米軍はこれまでにグアンタナモ基地にタリバン、アルカイダ兵士百五十八人を拘束しており、収容施設の拡張作業が終了した六日、アフガニスタンからの移送を再開している。
(了) 02/08
http://news.kyodo.co.jp/kyodonews/2001/revenge/news/20020208-861.html