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小泉純一郎首相は24日、自ら指摘する「大量破壊兵器を持たせてはいけない危険な独裁者」として、イラクのフセイン大統領を名指しする一方、北朝鮮の金正日総書記については非難を避け、対応に差をつける姿勢を示した。
小泉首相は官邸で、記者団の「危険な独裁者とは誰のことか」との質問に、「フセイン大統領」と即答し、「侵略したり、自国民に毒ガス使ったり、無謀な戦争を国民に呼びかけたり、危険な独裁者だ」と述べた。
ところが、記者団が「金総書記は」と尋ねると、途端に「えー、何とか、国際社会に、えー、協調できるように、今後も働き掛けていきたい」と歯切れが悪くなり、核・ミサイル開発問題には言及しなかった。
小泉首相は20日の記者会見で、イラク攻撃支持の政府方針を国民に説明する際、「危険な兵器が危険な独裁者の手に渡ったら、日本も他人事じゃない。日本にもいつ脅威が降りかかるか分からない」と、北朝鮮の脅威を示唆していた。
[毎日新聞3月24日] ( 2003-03-24-20:16 )