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衆参両院の予算委員会は24日、イラク問題などの集中審議を行った。小泉純一郎首相は参院予算委で、米国の武力行使を支持した理由に関連して「仏独のようになぜ反対しないのかと言われるが、日本は仏のように核兵器を持っていない。仏独みたいにNATO(北大西洋条約機構)という同盟関係にも入っていない。日本の同盟関係はアメリカだ。事情が違う」と述べた。米英を支持した日本の立場を説明しようとしたものだが、核兵器の有無が姿勢の違いに反映したとの見方は議論を呼ぶ可能性がある。
また、川口順子外相は衆院予算委員会で、国連のアナン事務総長が過去の安保理決議に基づいた米英の武力行使を疑問視したことについて「事務総長に(決議の意味を)解釈する権利はない。安全保障理事会に解釈する権利がある」と、アナン事務総長を批判した。
一方、外相は参院予算委の一般質疑の中で、イラク大使館一時閉鎖と大使国外追放の要請が米国からあったかどうかについて「そういう話はあった」と認めた。外相はこの問題で23日、一切のコメントを避けていた。 【高塚保】
[毎日新聞3月24日] ( 2003-03-24-20:52 )