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(回答先: 小泉の米支持への反対派の過半数が北朝鮮保護派と判明 投稿者 ×× 日時 2003 年 3 月 22 日 16:05:31)
XXさん、こんにちわ。
お示しになった説明は、論理的に破綻しています。
「小泉支持不支持」:支持39%・不支持50%
「小泉支持不支持決定に北朝鮮を参考にするか」:考慮67%
>このことは、小泉支持の仮に9割=35%が北朝鮮を考慮している(いわゆるこのサイ
>トでいうリンク説に従っている)と仮定しても、67%から35%を引いた残りの32%は
>北朝鮮を攻撃しないことを考慮して小泉不支持(私の名づけた逆リンク)しているこ
>とが判明です。
>つまり不支持50%中では64%が北朝鮮を考慮してイラク攻撃支持に反対しているとい
>うことになります。
あれこれ書かれていますが、北朝鮮問題を考慮して小泉不支持を決定した人が、どうして、「北朝鮮を攻撃しないことを考慮」したからということになるですか?
逆に、北朝鮮問題を考慮して小泉支持を決定した人が、「北朝鮮を攻撃することを考慮」したわけでもありません。
考慮してというのは、北朝鮮問題を同時的に踏まえて、イラク攻撃問題への対応を決めたというだけです。
北朝鮮にどう対応すべきかということはまったく無関係です。
XXさんのように、北朝鮮問題を考慮した67%の人は、無条件に支持・不支持を明らかにしたと仮定しても、「北朝鮮政権は倒れて欲しい」が小泉首相のイラク攻撃支持には反対という人もいれば、「北朝鮮政権は存続して欲しい」が、イラク攻撃支持を支持するという人もいる可能性があります。
XXさんのように、「小泉支持の仮に9割=35%が北朝鮮を考慮していると仮定しても、67%から35%%を引いた残りの32%は北朝鮮を攻撃しないことを考慮して小泉不支持していることが判明」というのなら、
● 「小泉不支持の仮に9割=45%が北朝鮮を考慮していると仮定して、67%から45%を引いた残りの22%は北朝鮮を攻撃することを考慮して小泉を支持していることが判明」
● 「小泉支持の仮に9割=35%が北朝鮮を考慮していると仮定して、67%から35%を引いた残りの32%は北朝鮮を攻撃することを考慮してもなお小泉不支持であることが判明」
● 「小泉不支持の仮に9割=45%が北朝鮮を考慮していると仮定しても、67%から45%を引いた残りの22%は北朝鮮を攻撃しないことを考慮して小泉を支持していることが判明」
など、など、いくらでも数字の遊びを使った“判明”を主張できます。
>共同アンケート中では北朝鮮を考慮してイラク攻撃支持を支持しているのは42.9%で
>すから、一見「逆リンクによる北朝鮮保護のためのイラク攻撃反対」派のほうが多い
>ようにも見えます。(これには調査形式のトリックで理由を1個選択か複数選択かの
>違いとかあるのでしょうが。)
「調査形式のトリック」ではなく、あなたの思い込みや思考不足です。
北朝鮮問題を考慮しているかどうかだけであって、北朝鮮にどういう対応すべきかという問いと回答はまったくないのに、あなたが勝手に、「北朝鮮考慮&小泉支持」を“北朝鮮敵視派”と考え、「北朝鮮考慮&小泉不支持」を“北朝鮮融和派”と考えて、物事を推し量るのみならず“判明”とまで主張しているだけですよ。
>(北朝鮮を考慮までしておいて「わからない」人は仮に「わからない」人の半分、5%
>と仮定しても、50%中の29%、半分以上が北朝鮮のために小泉に反対しているとわか
>ります)
「北朝鮮のために」がどういう意意味かわかりませんが、全体の脈絡から「北朝鮮保護のため」と推察します。
しかし、上述の説明から、「半分以上が北朝鮮のために小泉に反対しているとわか」るわけではありません。