現在地 HOME > 掲示板 > Ψ空耳の丘Ψ25 > 163.html ★阿修羅♪ |
|
自動車の排ガスに含まれる超微細なナノ粒子に関する環境省など主催のシンポジウムが20日、東京都内で開かれ、欧米の研究者らが、粒子が起こす呼吸器疾患などの対策の重要性について講演した。
ナノ粒子は直径100ナノメートル(ナノは10億分の1)程度以下で、肺から血液に入り込むことが可能なほど小さい。軽すぎて測定が技術的に難しいなどの課題もある。
英国交通省の担当者は、同国やスイスの研究を基に「人体への害は十分証明されていないが、急性肺炎や、長期間吸った場合肺がんを起こす危険性がある」と指摘。国が自動車メーカーと協力し、段階的に施策を立てる必要があるとした。
また米国の大学教授が、ナノ粒子が発生する仕組みや、エンジンの種類によって異なる粒の大きさを説明した。
会場には自動車メーカーや大学の研究者ら約200人が集まった。