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2003年3月18日 火曜日
「イスラエルの人々はイエス様を十字架において殺害した後、マタイ21:43のように国を奪われ放浪の民族となりました。なぜヤコブの時からメシアを受け入れる為神が守り導いてきた選民がそのような結末を迎えなければならなかったのか。彼らはローマ帝国や周囲の強国から自分達を救ってくれる指導者が欲しかった。神は世界の人々を救おうとされたのに、彼らは自分達だけのメシアと勘違いをしたのではないのですか?
今日、第2のメシアを迎え世界を救うべき使命を受け継いだのはキリスト教徒ですが、世界的なキリスト教文化の動きを見ておりますと、その多くもまた、キリスト教徒のみのメシアと思い違いをしてはいないだろうかと、心配でなりません。富井様はどのようにお考えでしょうか?」
イスラエルの人々は、自分たちは選民だと考えていました。しかし、現実は、異邦人であるローマ帝国の「属州民」の一つになっていました。契約の民が、他国の人々に蹂躙されているのは、「契約違反」が原因でした。
『私が、きょう、あなたに命じるあなたの神、主の命令にあなたが聞き従い、守り行なうなら、主はあなたをかしらとならせ、尾とはならせない。ただ上におらせ、下へは下されない。』(申命記28・13)
しかし、彼らは、この悲惨な現実の本当の原因を理解せず、武力によって革命を起こすことによって解放されると考え、それを実現してくれる政治的メシアを待望していました。つまり、問題解決の方法は「倫理」ではなく、「パワー」であると考えていたのです。イエスが政治的メシアでないことがわかると、人々は彼を捨てて、十字架につけて殺しました。彼らは、へりくだることよりも、傲慢を選び、間違った選民意識を捨てることができなかったのです。この傲慢に対して神は「離散」という刑罰を下されました。
仰るように、現在、アメリカは、「倫理」ではなく「パワー」によって覇権を拡大しようとしております。これは、「服従を通しての支配」という聖書の主張と矛盾する動きです。ですから、アメリカをキリスト教国と見ることはできません。アメリカを実質的に支配している人々は、「パワー崇拝者」であり、クリスチャンではありません
アメリカはキリスト教国か 富井牧師のBBSより:http://www.path.ne.jp/~robcorp/cgi-bin/KY-VIEW/article/m/millnmm/
アメリカのブッシュ大統領はイラクのサダム・フセインに対し、48時間以内に海外へ亡命するように声明を発表しました。そうしなければ25万の米英軍はイラク攻撃することになる。空から降り注ぐ爆弾の雨あられは多くのイラク国民の命を奪うことだろう。すでにそのような経験はアフガニスタンで見ている。
しかしながらアメリカ国内では、そのようなアメリカ軍の暴挙を止めさせる国民の声は少ない。テレビのインタビューを見ても、イラク攻撃に賛成している人々が多いのに驚く。私はアメリカのマスコミの偏向報道が原因だと思っていましたが、必ずしもそれだけではないようだ。アメリカ国内で広まっているおかしな宗教が原因ではないかと思うようになった。
クリスチャンの富井牧師の指摘によると、アメリカはキリスト教国と見ることは出来ないようだ。アメリカという新たなるイスラエルは、神に選ばれた国家であるとする誤った選民意識を植え付けている宗教が存在する。アメリカ国民はへりくだることよりも傲慢を選び、グローバル・スタンダードと称して、自分達の価値観を唯一正しいものとして他国に押し付ける。
いつごろからアメリカの大統領に反キリスト的思想に汚染されるようになったのか。ブッシュ自身40歳の時に「神の啓示」を受けたとしている。イラク攻撃も「神の啓示」をもとに行うようだ。その神とはキリストのことだろうか。断じてそうではない。富井牧師は次のように指摘している。
現イスラエル政府は、パワーによってユダヤ民族の覇権を回復しようとしてイエスを十字架につけた選民意識まるだしの傲慢なユダヤ人の末裔である(彼らはローマに対して革命を起こしたマサダの戦士を英雄としている)。それゆえ、邪魔者であるフセインを力で倒そうとするイスラエル政権の政策にアメリカが乗ることは、パワー宗教としての反キリスト的なユダヤ教思想を受け入れることであり、けっして神の御心ではない。
今回のブッシュの政策は、革命的手法であり、それゆえ、神の御心にかなっていないので、失敗するだろう。軍事的、政治的に成功するかもしれないが、その誤りのつけは必ず回ってくるだろう。アメリカはベトナムの失敗から何を学んだのか?今回の攻撃は、アメリカにとって致命的な失敗であり、神の裁きを招くだろう。力関係のゆえにアメリカに追随する日本政府も同じ裁きを受けるだろう。
雑感 富井牧師BBSより:http://www.path.ne.jp/~robcorp/cgi-bin/KY-VIEW/article/m/millnmm/
アメリカ国民に巣食ってしまった反キリスト的宗教は、キリストの名をかたり、「開放する」として他国への侵略を正当化する。一昔前の共産主義と同じだ。本来はキリスト教とアメリカの覇権とは何のかかわりもないはずだ。しかしブッシュの選挙母体はキリストの名をかたる反キリスト教的団体なのだ。
古代イスラエルの人々は神との契約を破ったがゆえに「離散」を命じられました。アメリカ国民も神との契約を破り、奢り高ぶり驕慢そのものだ。やがてはイスラエルのように国家は解体し「離散」という運命が待ち受けているのだろう。だからこそアメリカ国民は神の復讐に脅え、テロに脅え心を病み国をも滅ぼしてゆくのだ。
昨日の日記で書いた、イスラエル軍のレイチェル・コーリーさん殺害も、コーリーさん自身アメリカ人であり、正統派のキリスト教信者である。3枚目の写真を見ると、十字架から下ろされたキリストの絵を見るような感じだ。だからイスラエルの軍と民は再び神との契約を破り「離散」の運命が待ち受けている。