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昨年、米国人700万人近くが美容整形=ハリウッド・スターとトップモデルに誘発され
2003 年 3月 19日
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【ロサンゼルス】昨年、700万人近くの米国人が永遠に若くありたいとの願望に負けて何らかの種類の美容整形を行ったことが米国美容形成外科手術協会の統計で判明した。中でも需要が高まっているのはおなかの脂肪除去手術と豊胸手術だという。
美容整形のうち、手術を要した人は2001年に比べ1%増の160万人だった。大した増加率ではないが、同協会のフランクリン・ディスパルトロ会長は、米国人たちが景気不安と世界情勢の緊張にもかかわらず、ハリウッド・スターやトップモデルに誘発されて、人生を前向きに変えたがっている強い気持ちの表れだと述べている。手術の内訳を見ると、腹部の脂肪除去手術(タミー・タックス)を受けた人は17%、豊胸手術は15%、顔のシワのばし(フェイスリフト)は6%、乳房の押し上げ(ブレスト・リフト)は4%それぞれ増加した。
件数順で見ると、脂肪除去手術37万2831人、豊胸24万9641人、まぶた22万9092人、鼻15万6973人。
一方、手術を要しない整形を受けた人は530万人で、顔のシワを消す注射薬「ボトックス」や唇を大きくする注射薬コラーゲンなどの新製品の登場が非手術整形の件数を大幅に増やしている、とディスパルトロ会長は述べている。〔AFP=時事〕